蓮翹(れんぎょう)

 蓮翹の気まぐれに    

DV系お父様

命を脅かすスーパー猛暑の候いかがお過ごしでしょうか?

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近所のノラちゃん達がこんな事になっちゃってました。

 

先日某TV番組に出演されていた女優さんの体験談です。

この方、幼い頃より、DV系お父様からの虐待やら借金やらなんやらで、相当ご苦労されたそうなんです。耐えに耐え忍び、お金を入れてくれないのでバイトをしながらなんとか生き延び、ようやく迎えた成人式の日、着物を着た自分の姿を見て「はぁ~まだ20歳か・・・」と思わず口にしていたそうです。その着物も本人が着たかったのではなく、おばあちゃんが「着物姿が見たい」と言ったからバイトしまくってなんとかレンタルしたそう。

この「まだ20歳」ってところ、本当に濃すぎる人生を歩んできたのだろうと想像してしまいました。と同時に自分も同じ事を思ってたことを思い出し、思わず吹き出してしまいました。

 

私が物心ついたころから父は酒乱とDVの繰り返しで毎日家に帰るのが嫌で嫌でたまりませんでした。大抵ご飯をまき散らされるか、殴られるか、外に出されるか。その割に早く帰らないと怒るし。口癖は「死ね。なんの役にもたたない」。少々機嫌のいい時は「20歳までは面倒みてやる。それから先は自分でなんとかしろ」。

 

まあそんなこんなで毎日生きた心地はしませんでした。結局18歳の時父から史上最悪な暴力を受け、命からがら家を出ました。成人していなかったので不便な事は多々ありましたし、兄弟はおらず、お金もなかったのですが、その時々に出会う人達に支えていただきながらがむしゃらに働き、なんとか切り抜けてきました。

そして迎えた成人式。「はぁ~~~ まだ20歳か。いつまで生きなきゃならないんだ?」って(笑)。同じ感想。

今でこそ笑い話にできますが、本当に辛かったです。父を呪ったり、周りをうらやんだり、自分を責めたり。生きる意味がない、自分はゴミだ。って。

自分を内観し、浄化していくことってすごく大事だと思います。生きていくので必死だった頃はそんなことしている余裕すらありませんでした。おかげで20年以上ももがき続けてしまいましたけど。

ヒーリング・リーディングに出会い、変化がありました。あんなに恨んでいた思いはほとんどなくなり、感謝心すら出てきています。

もっと早くに出会わせてくれれば良かったのに!とは思いますけど、これが絶妙なタイミングなんですよね。