蓮翹(れんぎょう)

 蓮翹の気まぐれに    

パン生地に学習能力

私達日本人は「物には魂が宿る」という考え方がありますよね。人形供養、針供養など物を大切にする事は昔から当たり前に生活に浸透してました。

人形や長年使った物などにはそういうこともあり得るかな?と思う人は多いと思いますが、パン生地に学習能力があったという実験結果が出たとのこと。

 

 今回の研究を行ったのは、ローレンシャン大学(オンタリオ州)のニコラ・ルーロー博士を中心とする研究グループです。まず、小麦粉・水・レモン果汁(少量)・塩・植物油を用いて普通のパン生地を作り、着色料で青く染めた(それに特別な意味はないとのこと)。

 次に、その青いパン生地の隣でLEDライトを発光させると、その直後にパン生地に対して電気ショックを与えるという行為を繰り返し行ないました。すると、電気ショックを与えられたパン生地には、スペクトル密度(周波数特性)に著しい変化が現れました。

しかし、ここからが重要なのですが、

LEDライトの照射と電気ショックを経験し続けたパン生地は、いつのまにかLEDライトを照射するだけで(電気ショックを与えなくても)スペクトル密度に著しい変化が現れるようになったそうです。

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 まるで「パブロフの犬」のように、パン生地がLEDライトの照射という状態と電気ショックとを結びつけて“考え”、自律的にスペクトル密度が変化したことになります。研究チームは、まさにパン生地が「学習した」といえるほど明確な反応と変化が現れたと断言しています。この結果について、ルーロー博士は学術的科学サイト「Real Clear Science」のインタビューにおいて次のように語っています。

「この現象は、LEDライトを照射した直後に電気ショックを受けるという経験を持つ、すなわち“条件付けられた”パン生地のみで起きました」
「このような“条件付けられた”反応は、(パン生地のような)単純な物質には備わりやすいのかもしれません。組織の構造に変化が起きているのだと思われます」

 研究チームによると、(それほど複雑ではない)単純な物質ほど、ある種の記憶や学習といえるような反応を持ち得るのではないかと考えているが、謎の完全解明はまだまだこれからの課題ということのようだ。

引用元:PLOS ONE

 

パン生地が光をあてただけで、「やられる!」とでも言わんばかりの反応を示すのは衝撃ですね。

大切に育てられ、丁寧に丹精込めて作られた食べ物は素材そのものの味がしっかり感じ取れますし、栄養素も多く含んでいます。口に入れた時のエネルギーが高く身体の中へその波動をしっかり届けてくれる感じがします。また、道具などでは使用感が違いますし、同じ空間にいてなじみが良く、とても気分を良くしてくれます。

今後さらなる実験結果が楽しみです。